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他人の視線に対し、牙を剥いて威嚇する。時には眉根を寄せて舌打ちをする。
老若男女ノンバイナリー、その他あらゆる年齢性別属性を問わず、同じ反応を示す姿を見ていれば、いやでも見られることが嫌いなのだと気付いてしまう。今もウェイドの前を行くローガンは、若者の視線に対し対して睨み返した。
——出会ったばかりの頃はこうじゃなかった気もするけど。
鼻筋に皺を刻んんだ姿に呆れた後、ウェイドは小さく今の無し。と呟いた。
他人をじろじろと見るのは論外で、さらにこの辺りは治安が悪い。それを思えばローガンの態度は褒められはしないものの、よりにもよってウェイドに呆れられるほどではない。なのに顔を顰めてしまうのは、同族嫌悪でしかなかったからだ。
しかしティーンに対する態度としてはどうなのか。
ローガンの外見に対する憧れ地味た視線にまたも牙を剥こうとするので間に入ってにっこり笑う。
「はいはいおじいちゃんやめようね。子供相手に喧嘩売るのは流石の俺ちゃんもカバーできない。ごめんね。このおじいちゃんあんまり見られるの好きじゃないからあんまり見ないでくれると嬉しいな」
出来る限り愛想良くしたつもりだが、自販機より大きなアボカドフェイスの男である。見ていた子供らは息を飲み、視線を逸らした後で「ごめんなさい」と小さく言って去っていった。
驚かしたかもしれないが、ローガンへの態度を思えばトントンだ。
しかし背後から不機嫌な声がした。
「なんで間に入った」
「さっき言ったでだろ。大人相手なら止めないけど、子供相手はやめときな。通報されたら面倒くさい。あんたせっかく顔が良いんだから、軽く笑っとけば済むのにお巡りさんの相手したくないだろ」
「そんなヘマはしない」
「どうだか。どっちにしろ、
▲たたむ