2025年1月31日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

はい。じゃあ明日は朝一お坊さまと鉄砲です。頑張って起きましょう。

トワイライト・ウォリアーズ見た〜。いうて2回目。
2回目ともなると、うおおおおおお香港映画だ〜〜〜〜〜!の気持ちがないが故に冷静に見れて良い。

トワイライト・ウォリアーズ見にきた。いつもミニシアターの自販機で100円のペットボトル茶買ってるからたまに大手くるとフード高いな(そもそもミニシアターにフードはない)

トワイライト・ウォリアーズ全然観れる環境だし、今から行っても間に合うけど、明日明後日他の映画観るからな〜

死刑執行、元刑務官が見た救いのなさ 命奪う実情「国民は知る義務」:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/AST1X0TYN...

会社に立ち席が出来、座り続けると腰が死ぬ人間にとってはありがたい。あと昼眠くならない。

https://www.bbc.com/japanese/articles/cj...
トランプ米大統領、航空機衝突の原因は「多様性プログラム」だと主張

ニューヨークで考え中 - どうしたら https://www.akishobo.com/akichi/kondoh/v...

はい。じゃあね。帰ったら怒涛の書き直しが入りますからね。頑張ろうね(明後日お試し本締め切りだが?)
映画も観ます。

次回のデッドプールではネガソニとユキオがカナダあたりに行ってて欲しい

Trump blames others but Washington air crash comes amid upheaval in US aviation
https://www.theguardian.com/us-news/2025...

オペサスの申し込みいつからだろう

2025年1月30日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

今回語り手の統一も、人称の統一もしてない短編寄せ集めだから、若干座りが悪い

調整中〜。薄い本だし、もう一行くらい足しても良いか……。
ヘッダーの文字小さく見えちゃうな。
20250130223258-admin.png

本作りでまずすることを書き出してる……。

う〜〜〜〜〜

しまった。書けない。
1冊お試しで作るやつ明日には仕上げないとなのに。

腐タグ、そもそも近年の作品では使われてない気がするんだが、見てる作品の違いなのかな。
pixivでメダリスト関係のCPはそもそも性別の組み合わせ問わず同じCP全体タグ使われてた気がする……

Sステージでウィシャを使った時の負けた感

7月のム、トワイライト・ウォリアーズのオンリーあるかもなんだ。良いな〜。ウルデプオンリーあったらついでに行きたい。
横浜だから13時ごろ撤収土産買ってダッシュ帰宅だが……。
翠香園の胡麻団子食べたい……。もう少し後なら月餅の時期なんだが……。

入稿する前に原稿データで確認しなければならない点。
を確認しなければならない。

帰ったら1冊お試し入稿の準備しよう。フォント買うか〜

デッドプール&ウルヴァリンで、あれだけしつこくやってたウェイドの外見いじりを全くしなくなって、ウェイドがカツラ被っているとはいえそのまま販売の仕事してるの、ある種の祈りだと思ってるから、あんまり外見いじりを続けたくないな。って気持ちがある。
ウェイドの外見でも販売の仕事はできるし、本当はかつらもいらないんだ。っていう祈り。

2025年1月29日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

https://yanmaga.jp/comics/%E7%A8%8E%E9%8...


いや、でも朝野さんの気持ちわかる!私は大人になってから14歳の世渡りシリーズ読んだら面白すぎてビビったもん!!!!!

ム今回は当落ありそう?盛り上がってきたな(申し込んでません)

こっちのローガンの好みはかなりの美女だったが、男はウェイドで良いのか?に対して「たとえ俺が女も好きだったとしても、男の好みと女の好みは別だろ」って返すローガン。
わかるーってなるバイ/パン連中。
「なんで好みが同じだと思うんだろうね」「そもそも女と恋愛したい時と男と恋愛したい時で使う脳の回路違わない?」「それはわかんないかな〜」「俺はそこまで離れてないかも。どっちもセクシーな子が好き」「食の好みが優先されるから性別違ってても似たようなもんかなあ」「あー……食事はね……」
っていう。いつのまにかウェイドも混ざってる。
「でも実際付き合うのと理想は別だよね〜」で終わる。ユキオは理想と付き合ってそうだが(デッドプールアースのユキオって他アースと同じく男も好きになるタイプなんか?)

エロ本かエロ本じゃないかどっちが良い?エロ本じゃなくてええか……。

栄光さんにご迷惑かけたし、4月の本もう1冊増やすかなあ。6月の本の締め切り3月の初週だし。

4月の本の締め切りバレンタインじゃーん!って笑ってる。

下記の失言、コロッサスだから許されてるだけで、他の存在なら一発でさよならバイバイです。

ワースト、普通に性的指向明かされてないので、10005や他のアースのローガンとは違い、女性を恋愛対象にしていない可能性は十分にある。

「良いのか?男だぞ」
「コロッサス、それ私に『良いのか?女で』って言うようなものだよ」
「サイテー」
「すまないユキオ。言い間違えた。良いのか。ウェイドのような男で。嘘吐きだぞ」
「知ってる。そのせいで殺しかけた」
「よく付き合ってるね」
「性格だけで決めるものじゃないからな」
「それはわかる」

男の好みの話をしてる時に女の好みの話をされても困る。

しまった。ウインナー買い忘れた。

同性と恋愛してる存在に、異性じゃなくて良いのかって言ってくるやつ、控えめに言って悪

アース10005のローガンの記憶が強くてウェイドで大丈夫なのか?と思ってるコロッサスと、ウェイドは恋愛的な意味で好みじゃないから、へーって思ってるユキオと、同性も好きになれない尻の穴の小さい男が何首突っ込んでんだろうって思ってるネガソニック
ウェイドはローガンと男の趣味が合わないので、ドーピンダーと飲んでる。

ユキオとローガンの恋話書きたい。

私が書くCPで一番安定してるのソンエリだけど、一番どうしようもない状況に至るのも海ローグソンエリ

映画見に行くついでに取りに行く〜。

ヤマト運輸さんから、住所変更してないでしょ!って連絡が来た。すみません……。

本で一応、媚薬飲んでウェイドと性行為するローガン書くつもりだけど、自分がウェイドで興奮してる様に、ウェイド自身が煽られる事を知ってるローガンなので、まあまあローガン優位です。そしてローガンはローガンで、そんなもんでめちゃくちゃになってるウェイドを見ても特に興奮しない(いつもの行為で十分だから)という、なんかテンション低いやつです。

時々過去の事を言うワーストに、ウェイドが少しでも悲しい顔をすると「……なんてな。気になる男が近くにいるから同情を引くような話をしてるだけだ」ってウェイドに言う話を書きたい気持ちはある。
ワースト、ゲイっぽ〜〜〜〜〜って思うけど、どこからゲイみを感じてるのかはあんまり追求してない。

正直、言葉をなくすための詭弁なんていくらでも湧いてくるんだよな。そのラベルがなければ可視化されないものからラベルを剥がして「いない」ことにするのは簡単なので。

ワーストの世界、ミュータントって言葉残ってるのかな。あとミュータントが殺害された記録やミュータントが生きてた記録も残ってる?ワーストが便宜上最後のミュータントとして登録されてるかもしれん。

子供を作ることと家族になることを結びつけちゃったのがデッドプール2で、血の繋がりと家族であること結び付けたのがLOGANで、それに対して血が繋がってなくても子供を産まずとも家族は出来るよね。がデッドプール&ウルヴァリンのラストだと思う。

愛がなくても性が下に見られる筋合いはないし、それこそ恋も愛も性も何もかも、個人の価値観でどうにでも出来るよね。全部別々だし。でもまあ性欲発散はそこそこ信頼できる相手とした方が良いよね。がソンエリの媚薬の話なんだが、そういうのをウルデプで書こうとしても上手くいかないの、多分キャラ解釈の問題なんだろうな〜〜〜〜〜。

俺は殺したことを後悔してるんじゃない。人間と同じ存在になっ他ことを後悔してるんだ。っていうワースト?

2025年1月28日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

体力と睡眠大事。

書きたいものが書けるようになりたい!!!!!週2で30分の運動はしてるけど足りない気はする。

寝ないと文章出てこない

書きたい気持ちはあるけど行き詰まってるので、mailからなんかお題くれたら書きます……。
いやまあ期待に応えられるかはわかんないけど。
そして猫が寝ぼけて飛び起きた。

それはそれとして、ウルデプで寂しさを書きたい。
理解されないこと、理解されないままで良いこと、理解できないこと、理解出来なくて良いことの寂しさ。
自分を理解できない相手が好きなウルデプ。

ただまあ、ただでさえ手に取られ辛い短編Web再録甘さ控えめ小説をこの世に出す意味って何だろうね。の気持ちもある。読んでもらうならWebだけで良い。

二次創作、私の力量じゃ今の世の中SNSして宣伝してもしくは積極的に呟いて精力的に行動してってやらないと手に取ってもらえないのに、そうしたことが苦手すぎるので、ほとんど手に取ってもらえないことは確実なんだよな〜〜〜〜〜みたいな気持ちがある。
一方で1冊でも手に取ってもらえたら良いか。の気持ちもある。

安かったから森永のおいしい高たんぱく高カルシウム牛乳買ってみたら、個人的にあんまり好きじゃない味だった。
高かったからやめちゃったけど、普通にアーモンドミルク買った方が楽しめたな

ソンエリとウルデプ、見たいシチュエーションが割とにてる。

マイノリティ属性が世界を壊す/めちゃくちゃにする話がマイノリティに好まれるの、それがマジョリティにハックされてしまう現実が理由を物語っているんだよな。
そんな力なんてなくて、踏まれるだけの属性が、物語の中だけでも解放を願ってるだけなので。
そして、そんな力ないからこそ、最後には美談であらねばならないという側面がある。

奪われた属性が奪った属性を許すの、美談ではあるが同時に鼻で笑ってしまう。

ワーストの歴史、人間の視点の歴史なんだよな。ミュータントを差別していた、彼から全て奪った側の視点。
ミュータント側の視点のワーストの歴史が見たい。

私はグウェプがaro/aceであってくれて嬉しかったんだよな。むろんグウェプの造形がマジョリティに理解しやすい/受け入れられやすいaro/aceって指摘は最もなんだが、それでも嬉しかったんだよ。

食べても食べてもお腹減るなあ……。

書きかけウルデプ、自分よりもウェイドに対する視線が気に入らないローガンなんだが、その理由に『ミュータント』が晒されていた視線を知っているってことはあるんだろうな。ってのをうまいこと処理したい。

4月の本は表紙できてページ数確定したら流石にブルスコくらいには告知します。2月に4月の本を、3月に6月の本の脱稿告知予定サークルなんだよここ。

pixivにあげたやつ、SNSにサイトURLおいたので、時期見て消します。

お坊さまと鉄砲、型破りな教室、カッティあたりは見たいんだよな〜。あとバグダット・カフェ

映画、5本梯子しないと見れないんだが。

Away再上映!?

私はX-MENがマイノリティの暗喩と知って見始めたので、その部分絶対に切り離せないんだよな
ただその暗喩がうまいこと機能したかは別で、だからこそその上で現実のマイノリティ属性を持つX-MENが描かれるようになったんだとは思う。

アリアナ・グランデ、“2つの性別のみ”米大統領令を受けて応援メッセージを再投稿「何が起ころうとも、私たちは互いを守り合う」 | Daily News | Billboard JAPAN https://www.billboard-japan.com/d_news/d...

ローガンの感覚をわざと現代寄りにしてる部分はある。200年同じ感覚だと性差別や人種差別なんかを排除出来ないし、ワーストになった経緯を考えると『人間』への対応に苦慮しそうだから。
そういう意味では人間側に都合の良いラストではある。

原稿頑張れって言って欲しい気持ちはある。何出てくるかわからない原稿なのに!?

X-MENが殺されるまでに、他にもミュータントがたくさん殺されてきたんだろうし差別されてきたんだろうけど、それは可視化されないんだろうな〜〜〜〜〜みたいなところある。

覚えてないとこあるから見直せって言われたら、はい。としか言えん。全部に知らんけど。がくっつく。

くたばれアベンジャーズ、ワーストのいたアースにアベンジャーズがいた可能性が高い台詞だけど、アベンジャーズは誰も止めなかったのか?X-MENが殺されるのを。
そもそもキャプテン・アメリカのこと知らなかったっぽいけど、あの世界のアベンジャーズ、マジでミュータントやミューテイト存在する?

X-MENを殺した存在を止められなかった世界に、罪がないって言えるのかなとは思う。
復讐は良くない。そりゃそう。現実を見ても復讐を肯定できない。でも、その『復讐』で最初の、ミュータントへの差別や偏見や殺害が、なかったことにされていないか?ってのは思ってる。

2025年1月27日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ウルデプ書きかけ




 他人の視線に対し、牙を剥いて威嚇する。時には眉根を寄せて舌打ちをする。
 老若男女ノンバイナリー、その他あらゆる年齢性別属性を問わず、同じ反応を示す姿を見ていれば、いやでも見られることが嫌いなのだと気付いてしまう。今もウェイドの前を行くローガンは、若者の視線に対し対して睨み返した。
 ——出会ったばかりの頃はこうじゃなかった気もするけど。
 鼻筋に皺を刻んんだ姿に呆れた後、ウェイドは小さく今の無し。と呟いた。
 他人をじろじろと見るのは論外で、さらにこの辺りは治安が悪い。それを思えばローガンの態度は褒められはしないものの、よりにもよってウェイドに呆れられるほどではない。なのに顔を顰めてしまうのは、同族嫌悪でしかなかったからだ。
 

 しかしティーンに対する態度としてはどうなのか。
 ローガンの外見に対する憧れ地味た視線にまたも牙を剥こうとするので間に入ってにっこり笑う。
「はいはいおじいちゃんやめようね。子供相手に喧嘩売るのは流石の俺ちゃんもカバーできない。ごめんね。このおじいちゃんあんまり見られるの好きじゃないからあんまり見ないでくれると嬉しいな」
 出来る限り愛想良くしたつもりだが、自販機より大きなアボカドフェイスの男である。見ていた子供らは息を飲み、視線を逸らした後で「ごめんなさい」と小さく言って去っていった。
 驚かしたかもしれないが、ローガンへの態度を思えばトントンだ。
 しかし背後から不機嫌な声がした。
「なんで間に入った」
「さっき言ったでだろ。大人相手なら止めないけど、子供相手はやめときな。通報されたら面倒くさい。あんたせっかく顔が良いんだから、軽く笑っとけば済むのにお巡りさんの相手したくないだろ」
「そんなヘマはしない」
「どうだか。どっちにしろ、

▲たたむ

ワーストウルヴァリンは元のアンカーのウルヴァリンみたいな活躍もなにもないけど、あの時、デッドプールの手を取ったのが、人生に4回か5回かあるヒーローになれるチャンスだったんだろうし、手を取ることを選んだローガンのことが好きなウェイドだとは思う。あくまでも私の書くウルデプの話。
「どうやってあんたをあの、ローラの父親の、俺たちの世界にいたウルヴァリンと同一視できるんだよ」ってウェイドには言って欲しい。
「あんた変異体も同じミュータントと思うタイプ? それともあんたは俺とナイスプールを同じだと思ってる?」
「すまん」
みたいな感じで、ぐるぐるしてるウルヴァリンに言って欲しい。
「流石にメリー・パピンズに失礼だったな。すまないお姫様」
「おっとそうきたか」

私がなんか呟いてる時は原稿が進まない時です、はよ寝ろ。

オールオールオールグリーン https://book.dmm.co.jp/product/6060516/s...
成人向けなんだけど、こういうのが好きです。
ただ、この手のは商業になると、人外男性の大幅な『人型』からの逸脱は結構許されて、人外女性の大幅な『人型』からの逸脱は滅多になくて同人誌なんかに比べるとめちゃくちゃ控えめになっちゃうんだよな〜〜。解せない。

COSMOS
https://manga-one.com/title/2882?r=a07
途中まで読んだ。イケメンの定義が全宇宙共通で、夢がないよ〜〜〜〜〜!になった。てか人型じゃない宇宙人がいる時点でそれ言っちゃダメだろう。
あと、恋愛=性行為を否定してのは良かったが、性行為がない恋愛をピュアって言い始めて、お゛ってなった。まあキャラ個々の考えならまあ、まあ……?よくないよ。
決めつけるのが良くなくて、価値観を押し付けるのもよくないだけではある。
話としては嫌いじゃないし面白いと思うけど色々気になる点が多い。
笛吹き男も嫌いじゃないよ。
というか、人間の子供のついての扱いを問題視するなら宇宙人と地球人の子供についても監視いうなや。一貫しろ態度を。

というか飲食店だとそれ理由に追い出されるからそうならざるをえないのか……。

ローガン、なんやかんやで服がそんな汚くなかった(マジの生活が出来ない存在レベルではない)ので、家事はできるんじゃないかなあ……。

人間によって全部失ったのに、人間と生きていくしかいかなかった存在なんだよな。人間の物差しに人間より敏感なのかも。

ミュータントは『人間』より定型が広いのが当たり前なので、ホッチキスなんかでカツラしてるような、人間らしさがローガンには滑稽だったのかな。

それはそれとして、全部失った、壊されたマイノリティが世界を失望させた、全部を壊した。というストーリーを現代でやるには現実がクソすぎるという問題がある。

というかまあ、ワーストとならざるを得なかったミュータントに、何かしらの優しさがふいにもたらされる時があって欲しい。

ローガン、口悪いしホッチキスというかかつらには言及したけど、基本ウェイドの行動に対する文句ばかりで、あんまり外見に言及しないので、そもそもローガンよりずっと早く他者は老けて死んでいくから、外見の美しさなんて興味ないのかもな。
ローガンを生かしていたのは、酒に酔って倒れた彼に水を渡したり、泣く男にハンカチを渡したりした、顔も知らない誰かの優しさかもしれない。

お前がいないと寂しい。っていうウルデプ書きたい。と言うかまあそれ書くんだが。

https://youtu.be/iu8MAtV6Qz4?si=ii-1GGGM...
やっぱり0:47〜1:00の駆け上がりが好き。

楽園をめざして - ふみふみこ / 第8話 私だけは | コミックDAYS
[ https://comic-days.com/episode/255091296... ]
作者が双極性障害当事者なので、ちょいちょいエンタメに包んだ『実感』が押し寄せてくる。

ウルデプ書きかけ




 他人の視線に対し、牙を剥いて威嚇する。時には眉根を寄せて舌打ちをする。
 老若男女ノンバイナリー、その他あらゆる年齢性別属性を問わず、同じ反応を示す姿を見ていれば、いやでも見られることが嫌いなのだと気付いてしまう。今もウェイドの前を行くローガンは、若者の視線に対し対して睨みを返した。
 ——出会ったばかりの頃はこうじゃなかった気もするけど。
 前を行くローガンが舌打ちを溢したのに呆れた後、ウェイドは小さく今の無し。と呟いた。
 他人をじろじろと見るのは論外で、この辺りは治安が悪い。それを思えばローガンの態度は褒められはしないものの、よりにもよってウェイドに呆れられるほどではない。なのに顔を顰めてしまうのは、同族嫌悪でしかなかったからだ。

 しかしティーンに対する態度としてはどうなのか。
 ローガンの外見に対する憧れ地味た視線にまたも牙を剥こうとするので間に入ってにっこり笑う。
「はいはいおじいちゃんやめようね。子供相手に喧嘩売るのは流石の俺ちゃんもカバーできない。ごめんね。このおじいちゃんあんまり見られるの好きじゃないからあんまり見ないでくれると嬉しいな」
 出来る限り愛想良くしたつもりだが、自販機より大きなアボカドフェイスの男である。見ていた子供らは息を飲み、視線を逸らした後で「ごめんなさい」と小さく言って去っていった。
 驚かしたかもしれないが、ローガンへの態度を思えばトントンだ。
 しかし背後から不機嫌な声がした。
「なんで間に入った」
「さっき言ったでだろ。大人相手なら止めないけど、子供相手はやめときな。通報されたら面倒くさい。あんたせっかく顔が良いんだから、軽く笑っとけば済むのにお巡りさんの相手したくないだろ」
「そんなヘマはしない」
「どうだか。どっちにしろ、

▲たたむ

2025年1月26日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ワースト、まあまあ『人間』嫌いがあってのダイナーでのウェイドに対する言葉かもしれない。
ミュータントなのに人間と? って意識がアース10005に来るまであって、ヴァネッサやアルと接することで変わっていって、それでも根底に刻まれた恐怖や憤怒や、人間によってワーストとなってしまった、失った寂しさは消えないままでいて欲しい。

ブルスコアプリ消したので、SNS断ちして原稿がんばります。

作業BGMずっとこれ。
https://youtu.be/iu8MAtV6Qz4?si=9hFXlqzq...
私の今書いてるのはこれ聞いて書いてるのでよろしくお願いします。

3月大阪出たいので仕事頑張ります……

猫が飽きたのでブラッシングを終えましたが、猫の1/3程度の毛が抜けました。まだ冬やぞ。

猫のブラッシングしてるけど、めちゃくちゃ毛が取れる!!!!!

なんか猫撫でたら毛が散る量が多いと思ったら、まさか換毛期もうきた………?

弱者がひっくり返ってしまうんだよな〜。

差別されるマイノリティが強大な力を持っていて世界を滅ぼす。
今の現実世界見てると、この妄想、そろそろ卒業しないとダメなんじゃないかなあ……になる。

ワーストの世界にアベンジャーズがいたらワースト止めにくるのアベンジャーズな気はする。
そのアベンジャーズにミュータントやミューテイトはいるのか?
いなかったら手叩いて笑ってしまうが。

WLが自分のこと好きだと気付いた時に、過去の経験から「この面だぞ?」って言ったら「外見が個々によって違うなんて当たり前だろ。人間臭いことを言うな」って返されて、ミュータントとして自分よりずっと長い間生きてきて、人間に大事なものを奪われたた者との考え方の違いにギョッとするDPのウルデプもいるのかな。
WLの「くたばれアベンジャーズ」って『人間』がチームにいるからって理由もあるのかもしれない。いや知らん。今不意に思いついただけだ。

サイト収納前提だと、表現をちょっと柔らかくするか……になるけど、本になるとまあ……。

ウルデプ


エンドロールが終わった後に


 真夜中に目が覚めた。部屋が乾燥していて喉が乾く。ローラはそっとアルと寝ていたベッドを抜け出した。出来る限り気配を消し、わずかな光の漏れるリビングを覗こうとすれば、タイミングを見計らったかのように声をかけられた。
「入っていーよ」
 声の主はウェイドだ。ローラは小さく息を飲んだ後、おそるおそる暗いリビングへと踏み込んだ。照明を落とした部屋ではサイレント映画を流すテレビだけが光っており、ウェイドはテレビの前のソファに座っている。
 ローラはそっと、笑みを浮かべるウェイドに近寄った。
「喉乾いちゃった?」ウェイドが言った。
「うん、水でも飲もうと思って……」ローラは頷いた。
 そして視線をウェイドの隣へ移動させる。
「ローガン、寝てるの?」
 ウェイドの隣には、彼の肩に頭を預けて目を閉じたローガンがいた。己と同じく他者の気配に敏いミュータントの、こんなに無防備な姿を見るのは初めてだ。驚いてローラが問いかければ、ローガンの瞼がうっすらと開いた。
「……起きてる」
 どう考えても、片足を夢の中に残した者の声だ。
 ローラは慌てて口を開いた。
「寝てて良いよ。水飲んだら部屋に戻るから」
 睡魔を払おうとしているのか、唸りを上げて身動ぎしたローガンは、「だが」だの、「おれも」だの掠れた声で言っていたが、最後にはウェイドに軽く肩を叩かれて静かになった。
 規則正しい寝息が聞こえてくる。
「本当に疲れてるんだね」
 眠るローガンから視線を外さずに、声を潜めてローラは言った。目を閉じた男の姿は穏やかで、眉間の皺ひとつない。ローガンの外見は己の『父』を思い出させるが、同時にこんな表情は知らなかったと思う。当然だとも思う。ローガンの寝顔はウェイドが引き出したもので、そしてこの家にいるからこそのものだった。
 手慰みのようにローガンの髭をくすぐって、こちらも同じく潜めた声でウェイドは言った。
「ヒーリングファクターが大忙しだったからね。TVAから連絡が来た時は俺ちゃんも驚いたけど、こうして元気に帰ってくるんだから流石はウルヴァリン。おかげで臨時収入もあったし、結果的にはオールオッケー」
「そっか」
 ウェイドに相槌を打ちながら、ローラはウェイドの横顔を見つめた。ご機嫌な姿は昨日見たものと全く違う。
『ローガンが?』
 TVAからウルヴァリンが消えたとの報を受けた時、ウェイドとローラは共にいた。映画館へ出かける準備をしていて、ローラは買ったばかりのシャツに袖を通したところだった。ローラが慌ててリビングへ行けば、ウェイドが早口でB-15を詰っていた。そしてローラの姿を見てハッと口を閉じた後、ほぞを噛んだような顔をした。
『ごめん。ローラ。埋め合わせは絶対にする』
 ローラはウェイドが、あるいはアルやローガンが、普段のふざけた生活の裏で保護者として出来る限りのことを選択しているのを知っていた。そしてそのウェイドが、ローラまでもが不安になるような顔をしていたから、ローラはただ頷いた。
『お土産よろしくね』
 その言葉を聞いた途端、ウェイドは了解したとでも言いたげにひとつローラの肩を叩き、ホルスターを掴んでB-15と共に光の扉へ消えていった。
 しんとしたリビングで、立ち尽くしたローラを現実に引き戻したのはメリーだった。ローラの足下でクンクンと鳴く小さな身体を抱き上げて、最悪のことも覚悟した。
 だからその日の夜、普段より一時間だけ夜更かしをしていたアルとローラとメリーのもとに、ウェイドが土産を携えて帰って来た時は、心底ホッとしたのだ。ウェイドが知らない誰かの血の臭いをさせていたことには気付いていたけれど、そんなことはどうでも良かった。
 帰って来て、一緒にいてくれるなら、どうでも。
「ウェイド」
 ウェイドの話の内容はいつの間にかテレビで流れる映画の話になっていた。声を潜めたまま長々と助演俳優についての熱弁が振るわれていたが、ローラが呼びかければピタリと止まる。
「どうかした?」
 ウェイドはローラと話す時、なるべく目を合わせようとする。ウェイドの瞳に己が映っているのを確認し、ローラは言った。
「明日、お泊まりしてきて良いよ」
 ローラの言葉に、ウェイドはパチリと目を瞬かせた。
 ウェイドとローガンが、明日は朝から一緒に出かけると聞いたのは夕食の時だった。「泊まりかい?」とすぐに反応したのはアルだ。けれどウェイドは首を振った。
「夕方には帰ってくるよ」
「デートじゃないの?」
 アルの問いに答えた時と同じ言葉を返されて、ローラはその時聞けなかったことを聞いた。今時はティーンでも、お互いの同意の上で他者と夜を過ごすことは当たり前になっている。
 再度の問いかけに、ウェイドは少し目を泳がせた後「……デートだよ」と言った。
 ウェイドの耳が少し赤い。何をそんなに照れるのか、ローラは分からなかった。二人が恋人同士になって半年以上が経っている。そうなるまでに色々と周囲に迷惑をかけたので、コロッサスには正座で説教されているし、アルには何度か家を叩き出され、そして今でも痴話喧嘩するたびに同じことが起こっている。
 なにより恋人同士となった二人は週末に、デートに行くことも多かった。正確な割合は調べていないがローラの体感ではそのうちの半分が泊まりでのデートである。おかげでウェイドとローガンの匂いが混ざってわからなくなる時がある。ローラとてこの家で暮らし始めてから食事や石鹸、その他様々な理由によってアルやローガン、ウェイドと匂いが似てきたが、ウェイドとローガンほどではない。
「待ってローラ。今なんか聞き漏らせないこと言った?」
「え、何を?」
 うっかりぼんやりとしていたら、急にウェイドに声を上げられローラは肩を跳ねさせた。ウェイドと話しているとよくあることだが、いつもびっくりしてしまう。
「……ぅ」
 そして声を潜めるのを忘れてしまったからだろうか、ローガンが小さく唸り声を上げた。
 思わずローラはウェイドと目を合わせた。
「しーっ」
 同じタイミングで、口に人差し指を当てた。その動作が全く同じだったので、二人して吹き出してしまう。声を出さないままに肩を揺らす。
 今度こそローガンを起こさないように気をつけながらローラは言った。
「映画の邪魔してごめん。もう寝るね」
「こっちこそ引き止めてごめん。ここにあるミネラルウォーター一本部屋に持っていって良いよ」
「そうする」
 おやすみ。と言えば、おやすみ。と返される。そして机の上のペットボトルを掴み、キッチンに向かおうとしたローラは、しかしウェイドに呼び止められた。
「ローラ」
「何?」
 首を傾げれば「さっき言い忘れたけど」とウェイドは言う。
「今日はクズリちゃんが疲れて寝ててみんなで一緒にご飯食べられなかったでしょ。だから、明日の夕飯はちゃんと一緒に食べよう」
 ローラは思わずローガンを見て、そしてもう一度ウェイドを見た。
 時々、ローラはこの家で食卓を囲んでいることが夢ではないかと思う時がある。
 暖かなご飯。それを作ってくれる人。一緒に食卓を囲む相手と、可愛いペット。
 そして目の前の二人が同じ恐怖を抱いていることを、教えられずと気付いていた。
「うん」
 ローラは頷いた。テレビの中の映画はエンドロールを流している。けれどエンドロールが終わった後も、ローラは消えずにこの家にいる。
「美味しいご飯お願いね」
 それと、とローラは続けた。
「来週はローガンも一緒に映画館に行こう」
 と、その言葉に、ウェイドが笑った。
 それは破られることのない、夢のような現実を、続けるための約束だった。

▲たたむ

2025年1月25日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

手癖ウルデプのおまけ書いてる。




 出来る限り気配を消したつもりだったが、リビングを覗こうとしたところで声をかけられた。
「入っていーよ」
 声の主はウェイドだ。ローラは小さく息を飲んだ後、おそるおそる暗いリビングへと踏み込んだ。照明を落とした部屋で、映画を流すテレビだけが光っている。
 その光を浴びたウェイドが、ローラを見て小さく微笑んだ。
「喉乾いちゃった?」
「うん、水でも飲もうと思って……ローガン、寝てるの?」
 ローラはそっと、ウェイドの座っているソファに近寄った。ウェイドの隣には、彼の肩に頭を預けて目を閉じたローガンがいる。その姿に驚いてローラが問いかければ、ローガンがうっすらと瞼を開き「起きてる」と掠れた声で言った。
 どう考えても、半分夢の中にいる。
 睡魔を払おうとしているのか、

▲たたむ

ウルデプ

3000字くらいで終わらせるつもりだったんだよ。手癖ログ。



「おかえり、ローガン」


 咽せ返るような血の匂い。薬物を摂取した者に特有の不快な体臭。
 それらの発生源であるローガンは、己の身体をアダマンチウムの爪で突き刺した。天然の檻に地の底から響くような唸り声が反射する。TVAのタイムパッドによって見つけた山奥の洞窟に、ローガンの他に人気はない。それどころか酷い血臭にも関わらず、野犬どころか虫の一匹すら近寄らない。氷点下ではローガンから溢れ出した湯気の立つ流血すら、すぐに凍ってしまうからだ。
 ローガンはまつ毛に降りた霜を落とすが如く瞬きをした。このままでは己の鼻も両手足の指も、それどころか全身壊死してしまうだろう。そうと分かっていながら動かなかった。ローガンのヒーリングファクターは二百年以上前からまるで衰えておらず、薬が抜けさえすれば『己の』アースに帰って暖かな部屋で壊死が治るのを待てば良い。そう思っていたからだ。
 どうせなら意識も手放してしまいたい。しかし過去、己がしたことを思えば万が一を考えて出来なかった。このアースはローガンが偶然辿り着いただけの場所だ。
 壊したいものはない。
 ややもすれば上がりそうになる息を整えて、ローガンは冷たい空気を肺に入れた。いっそ全身凍ってしまえば動けなくなるだろうか。そんなことを考えた時、ふと空気が揺らいだ。
 鼻を掠めた匂いに、まさか。と目を見張った。けれどタイムパッドよる光の扉が現れた瞬間、ローガンはその先にいる存在を確信した。
「……ウェイド」
 ローガンが呟いた己の名前に被せるように、ウェイドの軽口が始まった。
「ヤッホークズリちゃん。一日ぶり。元気してた? してないね。TVAのタイムパッド盗んで他のアースに逃げた。って聞いた時はびっくりしたけど、この状況見たら納得。すごいにおい。アルがいたらこれだけで天国にイっちゃいそう」
 ホルスターから銃を抜く音がする。ウェイドは軽口を止めずにローガンに近付いた。サクサクと凍った地面を踏み締める足音がする。
「というかその状態でよく俺ちゃんに気付けたね。匂い? 音? それとも愛かな。全部かも」
 ローガンの顎に硬い銃身が触れ、そのまま顔を掬い上げられる。
「目、ほとんど見えてないでしょ。一回凍って再生中? それとも失血で神経回路が働いてない? まあどっちにしろ怒るけど」
「怒るのか」
「怒るでしょ。あんただって俺が同じ状態になったら怒るだろ?」
 怒るに決まっている。ウェイドだけではない。アルが、あるいはローラが、メリーが、理不尽に体に害を与える薬を摂取する事態になったらローガンは怒る。
 そう考えて、ローガンは顔を動かした。この短時間に髭が凍って銃に貼り付いたのかぶちぶちと音がしたが、そんなことはどうでも良かった。表皮の感覚が消えて久しい鼻をひくつかせる。
「……血の匂いがするな」
 氷が張り、鈍った鼻では気が付かなかった。己のものでもウェイドのものでもない、複数人の血の匂いがする。錆臭さが薄いことを考えれば、血が付いてさほど時間が経っていないことは明白だ。
 今回のTVAからの依頼はローガンにのみ押し付けられたもので、一昨日まで同じくTVAの依頼で別のアースを走り回っていたウェイドは、ローラと休日を楽しんでいたはずだ。
 眉を寄せたローガンの言葉に、ウェイドが笑った気配がする。同時に銃が顎の下から引き抜かれ、ローガンの頭が重力に従って地面に落ちた。
「あんた探すために何人かね。ま、俺ちゃん交渉も黒帯のクレーマーだから、どっかのクズリちゃんと違ってタイムパッドはちゃんと『お話し合い』の上で借りてきたけど」
 定期的にTVAの依頼を受けているとはいえ、ウェイドもローガンも専用のタイムパッドを支給されていなかった。正式な職員でないのもあるが、ウェイドはTVA職員を複数殉職させた上、他のアースを飛び回り、ローガンを連れてきた前科がある。
 今、ウェイドがいじっているタイムパッドを奪うために、一体何をしたのか。それを想像し、ローガンは眩しいものでも見るように目を眇めた。
 ウェイドは大事なものを守るためには手段を選ばない。
 手遅れになる前に、何を犠牲にしようと誰を殺そうと、生かしたい者を生かそうとする。
 だからこそ、ローガンはウェイドの手を取った。
「ローたん」
 血の足りないローガンがぼんやりとしていれば、ウェイドがローガンに声をかけた。同時に奇妙な浮遊感がローガンを襲う。
「受身取れなくても、治るから良いか」
 己の体の下、地面のあった場所が、タイムパッドによって他の場所と繋げられたのだと気付いたのは、一メートルほど自由落下し、硬い地面に叩きつけられた後だった。
「ぅ、ぐ……!」
「おー。まあまあ条件通りの部屋だ」
 氷点下から、おそらく常温に整えられた室温の差に眩暈がする。血管が膨張して何本か切れたかもしれない。二、三度咳き込んで肺の中の空気を入れ替えたローガンは、怒りを隠さずに口を開いた。
「ウェイド。どこに連れてきた」
「極寒よりはマシな場所」
 言われずともわかる答えを告げた後、ウェイドは面白くもなさそうに「どっかのアースのTVAの研究所」と言った。
「あんたが望めばいつでも鍵を開ける準備ができてる扉に、個室のトイレ。長期保存が出来る食料飲料各種と、アダマンチウムほどじゃないけど丈夫な金属で上下四方を囲まれた部屋」
 寒さへの対策をしなくとも良くなったからか、急速にローガンの視界が拓けていく。
「ドローン型の小型カメラ、は必要ないか」
 四発の銃声が響いた後、部屋の四隅から機械の壊れる音がした。
 欠けても霞んでもいない視界に映ったウェイドは、ホルスターこそしていたものの常のパーカー姿であり、ローガンと目が合うと己を指差して笑ってみせた。
「あとは俺」
 ウェイドがしゃがんで大きな体躯を屈め、横たわったままのローガンを覗き込んで言った。
「依頼自体は成功してるし、あんたがそうなった原因は向こうの職員のミス。だから今のあんたに必要そうなもの全部この部屋に集めてもらったけど、他にいるものは?」
 ウェイドの指先が、ローガンの頬に触れた。それだけでゾッと肌が泡立ち体温を上げる単純さに、ローガンは唸り声を上げた。
「……必要ない」
「これで十分?」
「違う。ウェイド。必要ないのは全てだ」
 ウェイドの手を拒絶するように首を振る。あれだけの血を流しヒーリングファクターが働いていながら、氷点下の山奥でも燻っていた火が息を吹き返す。
 薬物によって付けられた火だ。
 あるアースに住むミュータントの血から作られるそれは、他者の脳内ホルモンに作用する。濃度と混ぜ物によって変化はあるものの、根本的な効果は変わらない。戦場の兵士に飲ませれば恐怖を麻痺させ眠りを忘れ、興奮のまま敵を討ち取るようになり、欲に溺れたものは己で、あるいは他者に飲ませて精力剤として使用する。
 その薬の原液が入った貯水槽にローガンが落ちたのは、先ほどウェイドが言ったようにTVA職員のミスだった。間抜けなミスだ。まさかタイムパッドで繋げた先が貯水槽だとは。
 依頼内容が『原料』であるミュータントの保護への協力であったため、ローガンは貯水槽を壊して暴れ回り、薬物精製所職員の目を引き付けた。その間に目的のミュータントはTVAに保護され依頼は成功したものの、皮膚から吸収し、また突然のことに飲み込んでしまった薬の効果はヒーリングファクターをもってしても消すことができなかった。遅効性の薬であったのも良くなかった。
 そもそも致死量を超えて摂取したのだ。意識を失わないだけ幸運だったとも言える。
 意識を失っていたらどうなっていたか分からない。
 ローガンは。
 ――己の中にある暴力性を知っている。
 世界を失望させた『ワースト』ウルヴァリン。何もかもを壊した存在。
 同時に彼は、大事な何もかもを守れなかった存在でもあった。
 恩人も、友人も、ローガンを慕って後を付いて回った子ども達も。
 彼らの全てが消されてしまった。命だけではない。肉体だけではない。恵まれし子らの学園に刻まれた彼らの生きた記録、痕跡、作り出し世に広まったもの。日記一冊、写真一枚、全てが燃やされ上書きされた。
 もしアダマンチウムの骨に彼らの名前を刻んで残せるなら、ローガンは喜んで己の骨を抜き取っただろう。けれどアダマンチウムは絶対的なものではなく、そして彼らとの繋がりを得るきっかけのひとつであったものを、ローガンが手放すことなど出来なかった。
 泣き喚こうと世界を失望させようと、全ては遅すぎた。
 遅すぎたのだ。
 そしてそれを繰り返すつもりはない。
「ウェイド、俺は」
 ローガンはウェイドの名を呼んだ。ウェイドの瞳に映っているものを見た。
「俺は、お前を傷付けたくはない」
 いない神に祈るような声だった。
 その言葉に、ウェイドは顔に笑みを乗せたまま口を開いた。
「俺ちゃんはいらない?」
 ローガンは首を横に振る。ウェイドは続けて言った。
「死なないのに」
「……だからこそだ。いつもの喧嘩ならともかく、こんな薬に、お前を利用されたくない」
 ローガンは熱を逃すようにひとつ大きく息を吐いた。
「お前も同じ状況になったら、俺を拒絶するだろう?」
「するね」
 今度こそ、ウェイドは笑い声を上げた。そして腹を抱えて笑った後、ふと「でも、あんたが俺に殺意むけてくれんのも悪くないと思ったんだけどな」と言った。
 ウェイドにひどく自虐的な部分があり、そしてそれ故に己を顧みない部分があることをローガンは知っている。己のようだと思ったこともある。ローガンもウェイドも、己を粗雑にするところがあった。だからこそウェイドは今ここにいるのだろうし、だからこそローガンは呆れながらウェイドに告げた。
「殺意くらい、痴話喧嘩でいつでも向けてやる」
 ローガンがウェイドを番と定めて半年以上が経つ。その間に何度愛を告げ、何度愛を告げられ、そして何度どうでも良い喧嘩から、殺意を向け合ったか分からない。同時にアルに家から叩き出された回数も覚えていない。
 靄がかかりそうになる思考に舌打ちをこぼし、ローガンは言った。
「今日は大人しく帰れ。夕飯当番を守れないことは謝る」
「ピザ代あんたに付けとくから気にしなくて良いよ。ローラのアイスとメリーたんのおやつとアルの塩気が強いつまみ代もね。それとタイムパッドは回収するからな。いくらあんたがクズリだって言ってもあんな場所で凍ってるのは見たくない。どこっかの金持ちがショーケースに飾って客に見せびらかして悦に入りそうな出来だったけど、俺ちゃんふかふかであったかなあんたが良い。エゴだって? 知ってるよ」
 ウェイドが立ち上がると睨み付けたローガンに舌を出し、その代わり。と言った。
「そろそろTVAに頼んだのが……って、今かよ。タイミングが良すぎる。カメラ壊したけどどっかで見てんの? プライバシーの侵害で訴えるぞ悪趣味組織!」
 お前に言われたくはないだろう。とローガンは思ったが、タイムパッドが光り小さな箱が現れたので、告げる機会を失った。
「なんだそれは」
「解毒ざっ、いってえ! 爪! 反応が良すぎる! 今TVAから届いたばっかりで俺ちゃん悪くないのに!」
「早くよこせ!」
 ローガンが爪で足を刺したためウェイドの手から転げ落ちた箱を、ローガンが手を伸ばし空中でキャッチする。箱を開ければ液体の入った注射器が現れた。ローガンはその針を躊躇わず己の腕に突き刺した。
「わお。アルもびっくりの早技」
 ウェイドの軽口には答えずに、ローガンは液体全てを己の身体に注入した。薬の中身を疑ってはいなかった。流石のTVAも己のミスで害を受けたローガンに、下手なものは渡さないだろう。注射を終えたローガンはホッと息を吐き、床に寝転がった。それを確認した後、ウェイドはタイムパッドを操作した。
「じゃあ俺ちゃんもう行くね。扉を三回ノックすれば出してくれるから、寄り道せずにちゃんと帰ること!」
「ああ。……ウェイド」
「何?」
 光の扉を背にしたウェイドを見つめ、ローガンはひとつため息を吐いた。
「お前も、遅くならないうちに帰れ」
 ウェイドはわずかに目を見張った後、ローガンに手を振った。
「アルとローラが寝る前には帰るって。眠ってるとこ起こしちゃ可哀想だから」
 じゃ、お家で。そう言って背を向けたウェイドを見送り、光が消えたのを見届けた後、ローガンはホッと息を吐いた。気を抜いた瞬間に、腹の底で燻る熱に目の前が真っ赤になる。ギリギリと嫌な音がすると思えば己の爪が床を引っ掻く音だった。ウェイドに見せたくないという矜持だけで保っていた糸が切れそうになるが、ローガンは悪態を吐いてそれを防いだ。
 ここにローガンが壊したいものはなく、いくら己がワーストであるとはいえ、理由もなく破壊を行うような存在に成り果てる気はなかった。
 己の代わりにウェイドが怒っているだろう今は尚更だ。
 ローガンは先程のウェイドの姿を思い出す。それだけでこんな状況にも関わらず、口の端が緩む。着の身着のまま、おそらくはすぐに手に取ることの出来たホルスターと銃だけを手にし、他人の血の臭いをさせてローガンの前に現れた己の男。
 怒る。とウェイドは言った。当たり前だ。ローガンとて、ウェイドが、アルが、ローラが、メリーが、理不尽な目に遭ったら怒る。怒ってその原因を叩き潰す。そうした点では、ウェイドはローガンと似ていた。愛した者を傷付ける存在を許さない。だからこそウェイドに愛されている自覚があるローガンは、彼を止めなかった。
 TVAではすでに暴れてきたようだから、今はローガンが潰し切れなかった薬物精製所で好き勝手しているだろう。
 その姿が見られないことだけが残念だ。
 そう思って、違う。とローガンは首を振る。
 本来なら、ローガンは今頃家に帰ることが出来ていた。少し遅くなったかもしれないが、玄関まで走ってきたメリーを抱き上げ、アルに不在を詫び、ローラに遅くなったことを叱られ、そして今、己の代わりに怒っている男に「ただいま」を言っていた。
 それはいつもの日常だ。思い出せばやはり己の今の状況が忌々しく、ローガンはひとつ唸りを上げて爪で己ごと床を切り裂いた。同時に腹いせで、ウェイドが薬物精製所を徹底的に壊し尽くしてくれることを祈った。
「くそったれ」
 そう溢したローガンが、精製所だけでなく売買ルートもきっちり潰し、ついでにTVAから慰謝料を盛大にぶんどっていたウェイドから念願の言葉を聞いたのは、約十二時間後のことだった。



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2025年1月24日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ウルデプ進捗
書き終わらんかった〜〜〜〜〜!


 咽せ返るような血の匂い。薬物を摂取した者に特有の不快な体臭。
 それらの発生源であるローガンは、己の身体をアダマンチウムの爪で突き刺した。天然の檻に地の底から響くような唸り声が反射する。TVAのタイムパッドによって見つけた山奥の洞窟に、ローガンの他に人気はない。それどころか酷い血臭にも関わらず、野犬どころか虫の一匹すら近寄らない。氷点下ではローガンから溢れ出した湯気の立つ流血すら、すぐに凍ってしまうからだ。
 ローガンはまつ毛に降りた霜を落とすが如く瞬きをした。このままでは己の鼻も両手足の指も、それどころか全身壊死してしまうだろう。そうと分かっていながら動かなかった。壊死しても良いと思っていたからだ。ローガンのヒーリングファクターは二百年以上前からまるで衰えておらず、薬が抜けさえすれば『己の』アースに帰って暖かな部屋で壊死が治るのを待てば良い。そう思っていたからだ。
 どうせなら意識も手放してしまいたかったが、過去、己がしたことを思えば万が一を考えて出来なかった。このアースはローガンが偶然辿り着いただけの場所だ。
 壊したいものはない。
 ややもすれば上がりそうになる息を整えて、ローガンは大きく息を吐いた。いっそ全身凍ってしまえば動けなくなるだろうか。そんなことを考えた時、ふと空気が揺らいだ。
 鼻を掠めた匂いに、まさか。と目を見張った。けれどタイムパッドよる光の扉が現れた瞬間、ローガンはその先にいる存在を確信した。
「……ウェイド」
 ローガンが呟いた己の名前に被せるように、ウェイドの軽口が始まった。
「ヤッホークズリちゃん。一日ぶり。元気してた? してないね。TVAのタイムパッド盗んで他のアースに逃げた。って聞いた時はびっくりしたけど、この状況見たら納得。すごいにおい。アルがいたらこれだけで天国にイっちゃいそう」
 ホルスターから銃を抜く音がする。ウェイドは軽口を止めずにローガンに近付いた。
「というかその状態でよく俺ちゃんに気付けたね。匂い? 音? それとも愛かな。全部かも」
 ローガンの顎に冷たい銃口が触れ、そのまま掬い上げるように銃身で顔を持ち上げられた。
「目、ほとんど見えてないでしょ。一回凍って再生中? それとも失血で神経回路が働いてない? まあどっちにしろ怒るけど」
「怒るのか」
「怒るでしょ。あんただって俺が同じ状態になったら怒るだろ?」
 怒るに決まっている。ウェイドだけではない。アルが、あるいはローラが、理不尽に体に害を与える薬を摂取する事態になったらローガンは怒る。
 そう考えて、ローガンは顔を動かした。この短時間に髭が凍って銃に貼り付いたのかぶちぶちと音がしたが、そんなことは気にならなかった。表皮の感覚が消えて久しい鼻をひくつかせる。
「……血の匂いがするな」
 氷が張り、鈍った鼻では気が付かなかった。己のものでもウェイドのものでもない、複数人の血の匂いがする。錆臭さが薄いことを考えれば、血が付いてさほど時間が経っていないことは明白だ。
 今回のTVAからの依頼はローガンにのみ押し付けられたもので、一昨日まで同じくTVAの依頼で別のアースを走り回っていたウェイドは、ローラと休日を楽しんでいたはずだ。
 眉を寄せたローガンの言葉に、ウェイドが笑った気配がする。同時に銃が顎の下から引き抜かれ、ローガンの頭が重力に従って地面に落ちた。
「あんた探すために何人かボコってね。このタイムパッドもその辺にいた職員から盗ったのだよ」
 定期的にTVAの依頼を受けているとはいえ、ウェイドもローガンも、専用のタイムパッドを支給されてはいなかった。正式な職員でないのもあるが、ウェイドはTVA職員を複数殉職させた上、他のアースを飛び回り、ローガンを連れてきた前科がある。アースひとつ滅ぼすような道具を持った組織であれば、職員が数人、十数人死んだくらいではびくともしないのだろうし、パラドックスが知らないような隠し道具でウェイドを止めることも可能だろうが、だからといって何をしでかすか分からない相手に渡すものでもない。
 今、ウェイドがいじっているタイムパッドを奪うために、ウェイドが何人か殺しているかもしれない。そう思いながら、ローガンは眩しいものでも見るように目を眇めた。ウェイドは大事なものを守るためには手段を選ばない。
 手遅れになる前に、何を犠牲にしようと誰を殺そうと、生かしたい者を生かそうとする。
 だからこそ、ローガンはウェイドの手を取った。
「ローたん」
 ウェイドがローガンに声をかけた。同時に奇妙な浮遊感がローガンを襲う。
「受身取れなくても、治るから良いか」
 己の体の下、地面のあった場所が、タイムパッドによって他の場所と繋げられたのだと気付いたのは、一メートルほど自由落下し、硬い地面に叩きつけられた後だった。
「ぅ、ぐ……!」
「おー。まあまあ条件通りの部屋だ」
 氷点下から、おそらく常温に整えられた室温の差に眩暈がする。血管が膨張して何本か切れたかもしれない。二、三度咳き込んで肺の中の空気を入れ替えたローガンは、怒りを隠さずに名を呼んだ。
「ウェイド。どこに連れてきた」
「極寒よりはマシな場所」
 言われずともわかる答えを告げた後、ウェイドは面白くもなさそうに「どっかのアースのTVAの研究所」と言った。
「あんたが望めばいつでも鍵を開ける準備ができてる扉に、個室のトイレ。長期保存が出来る食料各種と、アダマンチウムほどじゃないけど丈夫な金属で上下四方を囲まれた部屋」
 寒さへの対策をしなくとも良くなったからか、急速にローガンの視界が拓けていく。
「ドローン型の小型カメラ、は必要ないか」
 四発の銃声が響いた後、部屋の四隅から機械の壊れる音がした。
 欠けても霞んでもいない視界に映ったウェイドは、ホルスターこそしていたものの常のパーカー姿であり、ローガンと目が合うと己を指差して笑ってみせた。
「あとは俺」
 ウェイドがしゃがんで大きな体躯を屈め、横たわったままのローガンを覗き込んで言った。
「依頼自体は成功してるし、あんたがそうなった原因は向こうの職員のミス。だから今のあんたに必要そうなもの全部この部屋に集めてもらったけど、他にいるものは?」
 ウェイドの指先が、ローガンの頬に触れた。それだけでゾッと肌が泡立ち体温を上げる単純さに、ローガンは唸り声を上げた。
「……必要ない」
「これで十分?」
「違う。ウェイド。必要ないのは全てだ」
 ウェイドの手を拒絶するように首を振る。あれだけの血を流し、ヒーリングファクターが働いていながら、氷点下の山奥でも燻っていた火が、息を吹き返す。
 薬物によって付けられた火だ。
 あるアースに住むミュータントの血から作られるそれは、他者の脳内ホルモンに作用する。濃度と混ぜ物によって効果に多少の変化はあるものの、根本的な効果は変わらない。戦場の兵士に飲ませれば恐怖を麻痺させ眠りを忘れ、興奮のまま敵を討ち取るようになり、欲に溺れたものは精力剤として己で、あるいは他者に飲ませて使用する。
 その薬の原液が入った貯水槽にローガンが落ちたのは、先ほどウェイドが言ったようにTVA職員のミスだった。間抜けなミスだ。まさか依頼のために別のアースに降り立った瞬間、貯水槽に落ちるとは思わなかった。
 依頼内容が薬の破棄と『原料』であるミュータントの保護であったため、ローガンは貯水槽を壊し暴れ回り、ミュータントの保護はTVAに任せたものの、皮膚から吸収し、突然のことに飲み込んでしまった薬の効果はヒーリングファクターをもってしてもなかなか抜けはしなかった。
 そもそも致死量を超えて摂取したのだ。意識を失わないだけ幸運だったとも言える。
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2025年1月23日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

オフイベの予定を立て直してる。

トワイライト・ウォリアーズ、挽歌みたいな〜の気持ちにさせられたので悔しい。

仕事の発表の原稿を延々と書いている。これふざけて良いやつ?悪いやつだね。

仕事を、します……

それはそれとして明日までに色々仕事を完了させなきゃならないので、家で色々やる……。

映画見に行きたい気持ちと原稿したい気持ちで後者がギリギリ勝った

ウルデプ進捗。
定期的に薬を盛られるてキレる話書かないと気が済まない。また書いた。何回目だ……。



 咽せ返るような血の匂い。薬物を摂取した者に特有の不快な体臭。
 それらの発生源であるローガンは、己の身体をアダマンチウムの爪で突き刺した。天然の檻に地の底から響くような唸り声が反射する。TVAのタイムパッドによって見つけた山奥の洞窟に、ローガンの他に人気はない。それどころか酷い血臭にも関わらず、野犬どころか虫の一匹すら近寄らない。氷点下ではローガンから溢れ出した湯気の立つ流血すら、すぐに凍ってしまうからだ。
 ローガンはまつ毛に降りた霜を落とすが如く瞬きをした。このままでは己の鼻も両手足の指も、それどころか全身壊死してしまうだろう。そうと分かっていながら動かなかった。壊死しても良いと思っていたからだ。ローガンのヒーリングファクターは二百年以上前からまるで衰えておらず、薬が抜けさえすれば『己の』アースに帰って暖かな部屋で壊死が治るのを待てば良い。そう思っていたからだ。
 どうせなら意識も手放してしまいたかったが、過去、己がしたことを思えば万が一を考えて出来なかった。このアースはローガンが偶然辿り着いただけの場所だ。
 壊したいものはない。
 ややもすれば上がりそうになる息を整えて、ローガンは大きく息を吐いた。いっそ全身凍ってしまえば動けなくなるだろうか。そんなことを考えた時、ふと空気が揺らいだ。
 鼻を掠めた匂いに、まさか。と目を見張った。けれどタイムパッドよる光の扉が現れた瞬間、ローガンはその先にいる存在を確信した。
「……ウェイド」
 ローガンが呟いた己の名前に被せるように、ウェイドの軽口が始まった。
「ヤッホークズリちゃん。一日ぶり。元気してた? してないね。TVAのタイムパッド盗んで他のアースに逃げた。って聞いた時はびっくりしたけど、この状況見たら納得。匂いすごいね。アルがいたらこれだけで天国にイっちゃいそう」
 ホルスターから銃を抜き、トリガーに指をかけたウェイドは、軽口を止めずにローガンに近付いた。サクサクと凍った土を踏み締める音がする。
「というかこの状態でよく俺ちゃんに気付けたね。匂い? それとも愛かな。両方かも」
 銃口がローガンの顎に触れ、そのまま銃身で掬い上げるようにぐいと顔を持ち上げられた。
「目、ほとんど見えてないでしょ。一回凍った? それとも失血で血が回ってない? まあどっちにしろ怒るけど」
「怒るのか」
「怒るでしょ。あんただって俺が同じ状態になったら怒るだろ」
 怒るに決まっている。ウェイドだけではない。アルが、あるいはローラが、理不尽に体に害を与える薬を摂取する事態になったらローガンは怒る。
 そう考えて、ローガンは顔を上げた。狭まった視界でも、ウェイドの顔がどこにあるかくらいは予想がつく。この短い間に銃と髭が凍って癒着したのか痛みが走ったが、そんなことは気にならなかった。
「……血の匂いがするな」
 己の血臭と体臭、そして薬物の匂いが満ちている為に、馬鹿になった鼻では気が付かなかった。己のものでもウェイドのものでもない、複数の血の匂いがする。
 TVAからの今回の依頼はローガンにのみ押し付けられたもので、昨日まで同じくTVAの依頼で別のアースを走り回っていたウェイドから、新鮮な血の匂いがするのはおかしなことだ。
 ローガンの言葉にウェイドが笑った気配がする。同時に銃が引き抜かれ、ローガンの頭が重力に従って地面に落ちた。
「あんた探すために何人かボコったからね。▲たたむ

猫がめちゃくちゃひっついてくるので会社行きたくない。

2025年1月22日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ローガン視点の方が良いな?になって書き直しになるウルデプ
 抉られた鋼鉄。地の底から響くような唸り声。独房と呼ぶには広く、ドローン型のカメラが設置されただけの部屋に扉はない。
 しかしタイムパッドをTVAから取り上げたウェイドに、扉なんてものは必要ない。彼は一歩その部屋に踏み入った途端、デッドプールのマスクの下で顔を顰めた。咽せ返るような血の匂いと、その血臭ですら上書きできない薬物の臭いを感じたからだ。
「アルなら嗅いだだけで天国にイっちゃうかも」
 軽口を叩きつつも、ウェイドはホルスターから銃を抜くことを忘れなかった。薬物の匂いにどこか鼻をつく体臭が混じっている。薬物を摂取した者特有の汗の臭いだ。強い薬物は意識を奪う。襲い掛かられてから銃を抜いたのでは遅すぎる。
 目当ての人物は部屋の隅にいた。彼を中心として放射線上に血が広がっている。
「ローガン」
 ウェイドは彼の名を呼んだ。途端にうずくまっていた人物が身じろぎする。
 ウェイドは内心ホッと胸を撫で下ろした。
「ヤッホー。お元気?」
「そう見えるなら一回目玉を潰して再生した方がいい」
「あいにく頭は再生しづらいから▲たたむ

デッドプール&ウルヴァリン、カサンドラ役のエマ・コリンがノンバイナリーだけど、どうすんだろう。ディズニー+日本版ではすでにミスジェンダリングしててざわついてたけど……。

2025年1月21日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

耐えるんじゃなくて変えていくんだよ!の気持ちはもちろんある


某作品が打ち切りにならず監督がディズニーで作品を作り続けて欲しかったし、完成していた某作品のトランスジェンダー回が流出ではなく正式に配信されて欲しかったし、某映画が同性同士のキスシーンを描いたことを理由のひとつとして制作凍結されずに、ディズニーとして公開されて欲しかった。という気持ちがずっとあります。

でも一方で、これ、耐えればいい。ってメッセージになっちゃわないかなって気持ちにもなる。

なんか、実際に消されたものがあり、離れた人がおり、そこで傷付けられた人達やいなかったことにされた人達のこと考えたら、パッと幸せになる話を、二次創作でも書けないというか、それが観たかったのは公式でなんだよな。って気持ちがある。

そもそもムーンガールのことを思ったら、かけなくてさあ……

https://shirube.lsv.jp/wldp_kyoukai.php
ウルデプでこれを書いたの、自分が今とこれからを考えるにあたり、どうしてもお伽話的な幸せを書けなくて、それでも色々と信じたいよ〜〜〜〜〜の気持ちで書いたところがある。どうしてもマーベルってアメリカ中心主義だからさあ……

めちゃくちゃな世界をさらにめちゃくちゃに生きづらくする人間が、日本にまで影響を与えるのは最悪

トワイライト・ウォリアーズはあそこまで男性世界で固めたのに、急に女の敵討になり、しかもそれが4人の友情の始まりになるので、まあ、性質は悪いですよ!!!!!
でもまああれとかそれとか影響を受けただろう過去作を思うと、納得できてしまうのがいけない……。

トワイライト・ウォリアーズもビーキーパーも見て良かったな〜と思うものの、女性が冷蔵庫の女やんけって言われたらそれはそう……。

変な夢見て起きた……

2025年1月20日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

しのびごとやっぱ面白いよ

主人が死ぬと魔法が自由になるなら、デスカラスが死んだ時、めちゃくちゃ困るな

デスカラス、402の魔法のうちの1割くらい自力習得済みなのかな

西先生、今までの技法が作画が違うと通用しないと理解した上でしろ先生に合った構図考えてくるの強い。

魔男のイチが見開き祭りしてて眼福

2025年1月19日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

今日ダメな日だな!!!!!気持ちが!!!!!でも元気は元気だからなと献血行ってきました。

猫、フロントライン打ってから調子が良くない……

それならまだ同人誌の値段変えろって言われた方がマシでは全然ない。両方嫌。

半生やってるサイトをSNSにリンク繋げることに抵抗あるの、自分がやってた頃は掲示板への晒しなんかがあって、自分はそういう一秒でできるような悪意にめちゃくちゃ落ち込むんですよね。

めちゃくちゃ寝坊した……。こういう日は外に出ない方が良い。事故る。

2025年1月18日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

目指したのは「三丁目の夕日」×「HiGH&LOW」アクション監督・谷垣健治が挑んだ香港・九龍城砦バトルの裏側! https://www.cinematoday.jp/news/N0146953

朝から呑気にチャイ作ってたら映画ギリギリになっちゃった。

2025年1月17日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

天地創造デザイン部 - 蛇蔵/鈴木ツタ/たら子 / 案件60 | モーニング・ツー
[ https://comic-days.com/episode/316112896... ]

天デ部が最新話以外無料になってる!

2025年1月16日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ウルデプで薬はダメ!ネタを書くたびに、D社がマジで検閲してんのクィア描写なんだよな......。っていう長年の恨みつらみが煮たってきてダメ。

2025年1月15日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ウルデプ進捗

 酒の席での戯れだ。「好きだよ」と言われて「俺もだ」と返した。ヒーリングファクターがあるため酔い辛く覚めやすいとはいえ、俺たちにもアルコールは効く。その日のウェイドは俺に釣られて度数の高い酒をよく飲んでいた。久しぶりに過去の夢を見て、酒を飲まずにはいられなかった俺に釣られて、だ。
「あー、くそっ! 最悪の仕事だっ、た……」
 一人ソファに腰掛けて、早朝の暗い部屋にいた俺が、タイミング良く――あるいは悪く――傭兵の仕事から帰ってきたウェイドの目にどう映ったのかはわからない。
「おはようクズリちゃん。俺がいない間元気してた? ちょっと毛並みが悪い? でも髪までこんな勃ってるなら大丈夫。って、いつもの寝癖かこれ」
 わからないが、俺を目にしてすぐ、汚れたスーツのまま一方的に俺に絡んだウェイドは、邪険にする俺にも構わずいつもの軽口を捲し立て、日が昇ったあたりでシャワーを浴び、起きてきたアルとローラとメリーとウェイド自身と、そして俺の朝食を作って食卓に並べた。
「いただきます!」
 魔法のようだった。
 カーテンが開かれた部屋は明るく、普段は俺のマグカップがある位置に、酒瓶が置いてある以外はいつもの食卓と同じだった。酒瓶にローラの視線が注がれていたが、何も言われることはなかった。
「なんだい飲んでるのかい? それなら私にも」
「ダメダメ! 俺たちが夢の国に住所を移した以上、超えられない壁がある。わかる?」
「勝手に人の家を移動させておいて良い気なもんだね。わかった。あんたの淹れ方のせいで酸っぱくて喉越し最悪。後味は苦いだけで旨味がないインスタントコーヒーの代わりに、白砂糖が欲しいんだけどね」
「だからダメだって言ってんだろクソ!」
 横でこんなやり取りをしていたのだ。聞くのもバカバカしくなったに違いない。全くもってローラの教育に悪い。だが本人は小さな声で「反面教師……」と呟いていた。もちろん俺だけでなくアルとウェイドの耳にも届いていた。
「そうだよこんなバカ似るんじゃないよ。そっちの自分は飲んでるくせに哀れな年寄りに白砂糖一袋買ってこないケチな男にもね」
「薬中が何か言ってる。ローラはこんな大人にはならないもんね。デザートもあるよ。メリたんには俺ちゃん特製無糖ヨーグルト」
「パッケージから出しただけのヨーグルトで手作り感を出すんじゃないよ」
「ちゃんとバナナも入ってるっての!」
「切っただけ」
「オーケー。アルにはデザートなし!」
 気が付けば朝食を食べている間、ほとんど酒は減らなかった。
 けれど身支度を整えたアルとローラとメリー、そしてウェイドがそれぞれの用事で外へ出かけていってしまってはダメだった。
 先程まで騒がしかった部屋に、ぽつんと自分一人がいる。
 無意識に背が丸まって、窓から差し込む日光も景色も全てが脳を通り過ぎていく。
 視覚嗅覚聴覚触覚、感じている全てが遠のいて、ただ脳裏を流れる映像だけが鮮明だ。
 今更どうすることもできないのに、思考だけが同じ場所を回っている。
 それを止める為に酒を飲む。
「ただいまー」
 だからさほど時間も経たぬうちに、両手に食材を抱えたウェイドが開いた窓から入ってきた時にはギョッとした。
「どうして窓から入ってくる!」
「両手が塞がってるから」
 思わず叫んだが、逆に首を傾げられて反論する気がなくなった。酒瓶を煽る俺を横目にキッチンへ向かい、食材を片付けるウェイドはご機嫌だった。
 あるいはそう見えるだけかもしれなかった。
 鼻歌を歌っているかと思えば幻覚と喋っている。楽しそうにステップを踏んでいると思ったら暴言を吐く。「仕方ないな」と許した次の瞬間に相手の眉間を撃ち抜いている。
 そんな『デッドプール』の感情を推し量るなんて出来はしない。
 だからウェイドが食べ切れないほどのつまみを机に並べ、俺の隣に座ったのも単なる気まぐれだとしか思わなかった。
「そっちのワインちょーだい。拒否権はないからな。ビーフシチュー用に買ったのだろそれ」
 無言でワインボトルを手渡した。ウェイドは手早く栓を抜いてワイングラスに半分ほど注いだ後、チーズとサラミの乗った皿を自分の前に引き寄せるとテレビを付けた。
「観たい映画は?」
 あるわけがない。このアースでどうだったかは知らないが、元いたアースで映画が大衆に広まったのはたった百年ほど前だ。存在は知っていたが酒に溺れていた俺が新しいものに見向きするはずがなく、この家に来て初めて味わった娯楽である。
 黙って画面を見つめていれば、興味がないと受け取られたのか、それとも初めから俺の答えなど期待していなかったのか、画面が勝手に変わり、迷うようにいくつかのタイトルを経た後で、俺でも知っているシェイクスピアの劇のタイトルが浮かび上がった。どうやら実際の舞台で上演された劇を撮影した映像らしい。
「……こうした映画もあるんだな」
 演劇に興味はなかったが、ミュータントということを隠してチャールズや他のX―MENと一緒に観劇に出かけた事はある。
 ウェイドは解説をするつもりだったようだが、無駄話ばかりする口にチーズとサラミを皿ごと突っ込んだら黙った。映画はともかく観劇の基本は『お静かに』だ。
 劇は終始面白かった。
 原本から大胆なアレンジを加えられた脚本。映像化されることを意識した、しかし舞台ならではの演出。洗練された衣装。
 何より驚いたのは、主演がミュータントであったことだ。
 隠してはいる。けれど分かった。他の演者にもミュータントがいる。彼らは当たり前のように演技をし、他の役者と対等に渡り合い、舞台の上でライトを浴びていた。 
 いつのまにか、背中に汗をかいていた。
 ローラの入学の為に恵まれし子らの学園を訪れた時も、そこで過去の友人達と同じ顔をしたミュータントと出会った時も、ウェイドの大切な九人の友人達と初めて会った時も、自分は同じ汗をかいていた。
 ここは違う時間軸だ。
 意識せぬように酒を煽る。
 映画にもインターバルは用意されており、幕が降りてすぐ、俺はとっておきの酒を部屋から持ってきた。このアースで暮らし初めた頃に買った酒だ。安さと度数で選んだもので、味は端から眼中にない。買ってすぐ、ローラがTVAに連れられてこの家にやってきた為、飲むタイミングを逃していた。
 ウェイドやアルはともかく、ローラに親と同じ顔のミュータントが酒に溺れる姿を見せたくはない。
 栓を抜いた途端にキツいアルコール臭がする。一気に煽ろうとしたところで、ウェイドが声を上げた。
「わーお。ローたんそんなのどこに隠し持ってたの? 天井裏かベッドの下? ママエロ本見つからないから安心しちゃってた。これから劇の後半なのにレギュレーション違反すぎるだろ。没収」
「俺の酒だ」
「嫌? ならあんたの胃からアルコールの匂いが取れるまで出てってもらう。そのきっつい匂いが今いない奴らにバレないはずがない」
 その通りだった。ローラとメリーは言うまでもなく、アルも鼻が効く。
「ほら、栓閉めて。後でその酒使ってカクテル作ってあげるから」
 言うが早いが酒瓶を取り上げられ、代わりに缶ビールが手渡される。ウェイドが画面を指差した。
「幕が上がるよ」
 思わずテレビ画面を見た。スピーカーからワッと拍手の音がする。『お喋りはここまで』の合図でもあった。
 陳腐な言葉だが、幕が上がった瞬間に空気が変わる。視線が引き寄せられる。握った缶ビールが凹み、溢れたビールが俺の手を濡らした。慌てて手を舐めれば「サービスシーン?」とウェイドが首を傾げるので、思わずその眉間を刺した。余計に煩くなったが、劇始まるからと酒を取り上げた本人が余所見をしているのだ。滅多刺しにしなかっただけ優しいだろう。
 空になった缶を置いて、新しい缶を手に取った。ウェイドの好きな日本の銘柄で、喉越しは良いが強い酒に慣れた身には軽い。味も薄く感じてしまう。
 仕方なく、机の上の生ハムに手を伸ばした。一口で食べ、口の中の塩気が薄まる前にビールを煽る。隣でウェイドも同じ缶を開けていた。いつもなら酒の味の感想を言い合って軽口の応酬が始まるが、あいにく画面の中の劇が気になって、口を開く気にはなれなかった。
 机の上に空き缶が並べられていく。皿の上のつまみが減っていく。
 主演がミュータントであることを意識する度に俺の背中に冷たい汗が流れたが、俺はこんな状態でも、画面から目を離すことができなかった。
 劇がクライマックスに差し掛かる。
 息を忘れて画面を見つめ、画面に映る主演の指先の動きや吐息までもを見逃しさぬように目を凝らす。
 主演が最後の台詞を言い終え、動きを止めた。
 同時に物語の時が止まり、静けさに満ちた舞台に幕が降りる。
 どこかから拍手の音がして、それは割れんばかりに大きくなった。
「ブラボー!」
 ウェイドそう叫んで拍手をしながらソファから立ち上がった。
「いやー。良かった! 流石はナショナルシアターライブ。他の映画の二倍近くの値段で映画館で流してることはある。おまけにDVDやブルーレイもない。もちろん配信もなーし! じゃあどうやって見てるかって? 見れることにすれば良い。紙の上ってのは書いたことが全て。あるって書いたらあるし、ないって書いたものはない」
「なんの話だ」
「ご都合主義もしくは俺ちゃんがマーベルジーザスって話。意味がわかんないって? じゃあそんなローたんにも分かるものをあげよう。そこにあるコップ取って」
 

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2025年1月14日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

2025年1月13日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

尻叩きでサンプル上げてます。締切めちゃくちゃ近い。

めちゃくちゃでかいジャンルなので、エロなしWeb再録前提だし、そもそも自分用以外作るか迷うところではある。

ウルデプ新刊サンプル①


 酒の席での戯れだ。「好きだよ」と言われて「俺もだ」と返した。ヒーリングファクターがあるため酔い辛く覚めやすいとはいえ、俺たちにもアルコールは効く。その日のウェイドは俺に釣られて度数の高い酒をよく飲んでいた。久しぶりに過去の夢を見て、酒を飲まずにはいられなかった俺に釣られて、だ。
「あー、くそっ! 最悪の仕事だっ、た……」
 まだ日も昇らぬ早朝から一人ソファに腰掛けて、暗い部屋でアルコールを摂取していた俺が、タイミング良く――あるいは悪く――傭兵の仕事から帰ってきたウェイドの目にどう映ったのかはわからない。
「おはよーハニー! 俺ちゃんがいない間元気してた?」俺を目にしてすぐ、そう言って汚れたスーツのまま一方的に俺に絡んだウェイドは、邪険にする俺にも構わずいつもの軽口を捲し立て、日が昇ったあたりでシャワーを浴びた。そして部屋着に着替えたところで寝室から出てきたメリーに餌をやり、起きてきたアルとローラとウェイド自身と、俺の朝食を作って食卓を囲んだ。
「いただきます!」
 魔法のようだった。
 カーテンが開かれた部屋は明るく、普段は俺のマグカップがある位置に、酒瓶が置いてある以外は全くいつもの食卓と同じだった。その酒瓶にローラの視線が注がれているのには気付いていたが、何も言われることはなかった。
「なんだい飲んでるのかい? それなら私にも」
「シャラップ! 俺たちが夢の国に住所を移した以上、超えられない壁がある。わかる?」
「勝手に人の家を移動させておいて良い気なもんだね。わかった。あんたの淹れ方が悪いから酸っぱくて喉越し最悪、後味は苦いだけ。のインスタントコーヒーが最悪だから、白砂糖が欲しいんだけどね。鼻から吸うのが」
「だからダメだって言ってんだろこのクソババア!」
 横でこんなやり取りをしているのだ。口を開くのもバカバカしくなったに違いない。全くもってローラの教育に悪いが、本人は小さな声で「反面教師……」と呟いていた。もちろん俺だけでなくアルとウェイドの耳にも届いていた。
「そうだよこんなケチくさい男に似るんじゃないよ。そっちの自分は飲んでるくせにこの哀れな年寄りに砂糖一袋買ってこないバカにもね」
「薬中が何か言ってる。嫌だね〜。ローラはこんな大人にはならないもんね。デザートもあるよ。メリたんには俺特製の無糖ヨーグルト」
「パッケージから出しただけのヨーグルトで手作り感を出すんじゃないよ」
「ちゃんとバナナも入ってます!」
「切っただけ」
「キィー!」
 気が付けば朝食を食べている間、ほとんど酒は減らなかった。
 けれど身支度を整えたアルとローラとメリー、そしてウェイドがそれぞれの用事で外へ出ていってしまってはダメだった。
 先程まで騒がしかった部屋に、ぽつんと自分一人がいる
 無意識に背が丸まって、窓から差し込む日光も景色も全てが目を通り過ぎていく。
 視覚嗅覚聴覚触覚、感じている全てが遠のいて、ただ脳裏を流れる映像だけが鮮明だ。
 今更どうすることもできないのに、思考だけが同じ場所を回っている。
 それを止める為に酒を飲む。
「ただいまー!」
 だからさほど時間も経たぬうちに、両手に食材を抱えたウェイドが開いた窓から入ってきた時はギョッとした。


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2025年1月12日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

無配のタイトル違うのなんでだろう。何もわからん

そもそも並行して色々やるのが苦手なのに、詰め込みすぎなんだろうな。タスクを。

自分の確認等がちゃんと出来ていないのが悪いので、本作るなら毎回1冊から刷れるところで印刷して確認して、それから本入稿した方が良いな……。
以前ほど趣味に避ける時間なくなってるし、そんな中で同人誌を作るならば、どこかで回り道をし、何かを妥協するしかない。
まあ1番はオフラインやめるのがいいと思うんだけど。
これから仕事ももっと頑張って欲しいって言われてるし、もう申し込んじゃったイベントだけ記念に出て、二次創作自体やめた方が良いのかもなあ。

印刷会社様を一瞬疑ってしまって申し訳ない……。もうミスがあったとわかった瞬間にデータ確認するために帰宅しなきゃいけなかったな……。

ミスしないように、無理しない、出来ない時は落とす、表紙は人に依頼する等をしても、過去にやらかしたことのないでかいミスを頻発している……。もうオフ活動できるほどの体力や気力がないのかもな。

本当に申し訳ない……

本一冊録に作れない人間になってしまっている……。

もう二次創作しない方がいい気がしてきたな……。

B6サイズの表紙データに対して、A5サイズの表紙データ入稿しておりました。
お騒がせし申し訳ありません。

入稿データサイズ間違えておりました。
確認ミスです。

私の方のミスです。

予約変更してきた。

申し込んじゃったイベント合わせの本の締切、早めてイベント前に本到着するようにします。

締切全然余裕あったので、前日に家に送ってもらって確認すべきでした。

でも人間はミスをする生き物なので、自分がやらかしてない確信が持てない。

前ジャンルで二桁本出してるけどこの手のミスを一度もしたことがなく、誤字脱字で済んでたからべっこべこに凹んでいる。今回特に人に色々確認してもらっただけに。

2025年1月11日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ソンエリ(無配サンプル)



 後頭部が暖かい。
 まだ半分ほど夢の中にいるソーンズは、違和感を覚えて目を開けた。鼻先に何かある。光が透けるそれはよく見れば毛布であり、頭の下にあるのは人間の身体のようだった。
 暖かいわけだ。そう思ったソーンズは、一度二度、瞬きをして寝返りをうつ。ゆったりとしたリズムで頭が上下することを考えると、相手の腹を枕にしているようだった。頬に感じるスウェットの感触と、その色から枕はエリジウムだろうと予想ができた。十二月三十一日の夜七時から前夜祭が行われ、零時になった途端に始まった新年のパーティーで、ソーンズの記憶の最後に残っているのもドゥリン達が作ったビールを飲んでいたエリジウムだ。ぼんやりとホシグマやペンギン急便の者達の記憶もある。彼らに進められて美味い酒を飲み、つまみを食べた記憶も。
 ストレス発散の機会が少ないロドスにおいて、こうしたパーティーは無礼講だ。であれば空調の効いたパーティー会場の床で寝てしまっても、無理に起こされることはない。毛布は誰かからの慈悲だろう。風邪は万病のもとである。
 であればもう少し寝ていても構わないかと、ソーンズは目を閉じた。わずかにパーティー会場の片付けをしている気配を感じるが、見えていないので夢だと思うことにした。
 しかし彼の二度寝を妨げる者がいた。
「……ん。……ぁれ?」
 パタパタと、毛布越しに頭を触られる。乗っているものの形を確かめ、正体を探るように手が動き、そして正解を見出せなかったのか、僅かに枕が動いた後、毛布が持ち上げられた。
「ソーンズじゃん」
 目が合った。

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大丈夫そうで良かった……

寝坊したせいで猫が餌袋を破いて餌を食べてしまい、今ビニールをかき集めてビニール飲んでないか確認していました。
猫は元気にベッドの上でゴロゴロしてます。

2025年1月10日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

予防的措置だからしゃあないんだけども。

例年に比べたら全然なので、マジでこんな雪で通行止めしないでくれ。になってた。

通行止め解除で遠回りしないで済む。助かる。正直全然降ってないから遠回りも下道も嫌すぎる。になってたから嬉しい。

雪でインテ行けない可能性出てきたので、また別途お知らせします。

https://www.transformer.co.jp/m/nootherl...
岡教授の講演でも触れられていた映画、比較的いきやすい劇場で公開決まってた。

それで宣伝になってしまう、ボイコットと反対のことをしている。ということの責任を引き受けることは必要である。ということは忘れないようにしたい。

ウルデプに関して、ディズニーがBDSボイコット対象に格上げされたことを踏まえて、サイトに置くかどうかめちゃくちゃ迷ったものの、自分のサイトなのでいかようにもできるという気持ちから置いています。

私11月初めに6月の本の予約してたんだな

2月に4月の本が締切なんだよなあ。

イベントと制作予定ちょっと考える。

サイト更新しました。

2025年1月9日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

原稿が始まる

手帳をようやく買いました

#リクエスト

いつものイベント期間中のリクエスト受付です。

1/12までリクエスト受け付けます。

取り扱いCPのみの受付ですが、IF魔フィはまだ自分の中でまとまってないのでリクエスト受け付けられません。あんまり書いてないけどDオラとウルデプも受付ます。

※エロも書けますが、エロのリクエストをされる方は下記を守ってください。
匿名不可とさせていただきます。
18歳以上であることとペンネームは必ず明記してください。
暴力のあるものは書けません。
メールアドレス記載された方には表に出さず、そのアドレスに送ります。もしくはblue skyのDMでも可。

前提が長くなってしまいましたが、リクエストありましたら気軽にどうぞ。
リクエスト消化は1/12〜2/2の予定です。

2025年1月8日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ディズニーがクソなんだなあ。の気持ちとそれはそれとしてヒーローは好きの気持ち、両方ある。

#ウルデプ

 性愛に恋愛が付随するわけではなく、その逆もまた然り。ウェイドの短くもない人生では、両方を伴った関係の方が少なく、それどころか、愛すらないのにセックスをした相手の数が抜き出ている。なにせ一夜限りの関係は楽だ。たまに相手選びを失敗したが、大抵は気持ちいいだけで夜が終わる。
 ――とんだビッチだって? その通りだよ。最高だろ?
 けれどヴァネッサと出会ったことで、一夜限りの相手の数が増えることはほぼなくなった。口では何と言おうと手が勝手に誰かの尻を触ろうと、最後に欲しいのは彼女だけという気持ちにさせられた。その気持ちに彼女が同じ気持ちを返してくれる幸せも、眠れない冬の日に、ただ寄り添って体温を分け合えば良い夜があることを知ったのも彼女がいたからだ。これは不幸自慢じゃない。幸福自慢だ。
 ――間違えんなよ!
 けれどウェイドはヴァネッサと一緒にいられなかった。そしてだからといって、以前のような浮き名を流すこともできなかった。なにせアボガドフェイスだ。中古車販売の仕事をしていても、身体だけは拘り抜いた尻を筆頭になかなか良い具合に仕上がっていたが、身体目当ての相手は顔を見れば化け物を見たかのように去っていく。
 デッドプールのマスクを被っていたら結果は違ったろうが、ピーターのロッカーという聖域の中のそれを、性欲処理の為に返して貰うのはさすがのウェイドも気が引けた。それに『デッドプール』なんかの相手をしたい奴なんて十中八九変態だ。
 ――画面の向こうに自分がどう映っているかくらい知ってるよ。
 とはいえアボガドフェイスを見た上で一晩の相手をしても良いって奴も、男女ノンバイナリーそれ以外の性別問わず、なかなか良い趣味の奴らだった。
 だからいつのまにか相手を探すことはほとんどなくなって、一人遊びが増えていった。愛がないなら一人でも何人でも味付けが違うだけのインスタントな行為だと気付いたことも一因だ。相手の好みに左右されない分、自分の好きなトッピングを好きなだけかけられるのも一人遊びの良いところ。他人の体温とか他人と深く繋がれてるような幻想。というトッピングが欲しい時は、そうもいかなかったけれど。
 なにはともあれお気に入りの性具がクローゼットの中の段ボール箱から溢れそうになった頃、恋人が出来た。
 晴天の霹靂だった。
 ――マーベルジーザスの俺ちゃんが言うんだから相当だ。
 なにせ相手はあのウルヴァリンだ。デッドプール&ウルヴァリンのオープニングでウェイドが掘り起こして骨を武器にしたこの世界のウルヴァリンじゃない。彼が別のアースから連れてきた黄色いスーツのウルヴァリン。
 さすがに信じられず、ウェイドが冗談めかして煽り倒したら、爪で頭を刺されて記憶が飛んだ。おかげで三回同じやり取りをしたらしい。らしいというのは前述の通りウェイドは記憶が飛んでそんなこと忘れているからだ。
「三回目で記憶が飛んでいることに気付いて頭を刺すのはやめた」
 とはウルヴァリンことローガンの言。
「三回目でようやく気付いたのかよ遅くない? もう呆けちゃったのおじいちゃん。だからって胸を刺すのはやめろこのクソジジイ!」
 と血の海の中で暴れ回ったのはデッドプールことウェイド。
 百年の恋も冷めるようなやり取りだが、終わった時には二人は恋人同士になっていた。負けた方が勝った方の言うことを聞く。という今時ハイスクールの生徒でもやらないような賭けに乗って、ウェイドが見事に負けたからだ。売り言葉に買い言葉。『デッドプール』だからって賭けに乗ったウェイドが間違っていた。
 ――まさか頭以外バラバラに切り刻まれるとは思ってねえよ。
 本当に俺ちゃんのこと好きなのこのジジイ? というかアルが気にするから血を流したいって珍しいこと言い出したなとは思ったけど、こうなることを見越して依頼終了後にTVAからこのケイブへ送り届けて貰ったの? 
 疑問はウェイドの脳内に次々と浮かんでは消えていったが、再生が早くなるようにバラバラにした身体をせっせと集め、ウェイドが教えた方法で血濡れの部屋を掃除し、
「こんな方法を使って悪かったな」
 と告げる大男の姿を見ていたらそれらの疑問はいつのまにかどうでも良くなった。
 ウェイドの大事な九名に、最近加わった二名の片方。
 ウェイドの世界を救った『最高』のウルヴァリン。
 それだけでウェイドが恋して愛するには十分だった。
 ――切り刻んだのは一生かけて償わせるけど。
 そんなことを考えながら、再生中のため動けずに暇なウェイドは掃除する背中に問いかけた。
「一応言っとくけど、クーリングオフはなしよ」
「分かってる」
「俺ちゃん好きな相手とは精神的にも肉体的にもいちゃいちゃしたいタイプだから、お触りなしはなしね」
「時と場合による。前から思っていたがアルテラやローラのいるところで触るのはやめろ」
「ちっ。まあアルやローラがいるところは流石に恥ずかしいというより、まだ追い出されたくはないから出来る限り控えるけど、そうじゃなくて、セックスの方」
 まだ完全にくっついてはいない指をぷらぷらと揺らしながら、ウェイドは言った。
「このアボガドフェイスに興奮できないなら、話し合う必要があるけど」
 性愛に恋愛が付随するわけではなく、その逆もまた然りだが、ウェイドは恋愛相手に性愛も抱くタイプである。そもそもローガンは顔も体格も声も何もかも、ウェイドの好みの男なのだ。
「ちなみに俺はあんたで勃つよ」
「そうか。俺もだ」
 あっさりと返されて、ウェイドはほんの少し目を見開いた。何かを言い返す前に、ただし。とローガンが続ける。
「一世紀以上酒で使い物にならなかったからな。中折れしても怒るなよ」
 それを聞いて、ウェイドは小さく息を吐き出した。なんだか肩の荷が下りたような心地がした。
「あんたがトップかよ。そういうのは話し合って決めるもんだろ」
「勝者の権利だろ」
「いつの時代の話? あんたとは一度性教育について話し合う必要がある。いやマジでローラのこともあるし」
「また今度にしろ。それよりソファに飛んだ血の落とし方を教えろ」
 今度があるのかよ。と思いながらも、ウェイドはローガンにまずはソファのカバーを外すように告げた。
 告げながら、今度があるのだ。とも思った。
 ――そうは言ってもいつまで続くんだろうね。
 ウェイドの悲観的な部分がウェイド自身に問いかける。その問いには答えずに、動かないままローガンに指示を出すウェイドは、己が考えるよりずっと長い時をローガンと生きることになり、そして真面目にローラの将来を考えてローガンの性教育にも取り組んだ結果、とも限らないが、最終的に恋愛も性愛も敬愛も友愛も、その他様々な愛をローガンによって満たされることになるのだが。
 それはまた、今より先の、別の話であった。

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#ウルデプ


「今の言葉、一、二の、三で忘れろよ。そういう時代じゃないんだから」
 お前が好きだ。というローガンの言葉に対するウェイドの答えがこれだった。常の飄々とした態度は鳴りを潜め、キャップの下の表情は、ローラに対するようなあくまでも穏やかなものだった。
「何の話だ」
「上層部の話」
「どこの」
「夢の国」
 要領を得ない。ウェイドの夜のお供が虹色の鬣を持つユニコーンなのは周知だが、彼がいるのはローガンと同じ現実だ。決して夢の国ではない。
「そう思ってるのはあんたらだけだって」
「ウェイド」
 真面目に聞け。と言えば、ようやくウェイドの表情が変わった。
「真面目だよ」
 じゃなかったらこんなこと言わない。と告げるウェイドは、寒そうにパーカーのポケットに手を入れたまま、雪が降りそう。と嘯いた。実際、分厚い雪雲が遠くから迫ってきており、ローガンは雪特有の、頭の奥へと突き抜けるような柔らかく冷たい匂いを感じていた。
 その匂いと似た匂いがウェイドからしていた。
「……消えてほしくないんだよ」
 地面に落ちて、溶けて形を失う雪の結晶のような呟きだった。
「だって全部が全部、決定権は向こうにある。あっちが『経営上のリスク』だと判断したら全てが無。それこそ指先一本、鶴の一声で忘れるような感情なら、自分の選択で忘れた方がまだマシだ」
 ――まあバレなきゃ持ってたって良いんだけど。
 だからさ。とウェイドは言う。
「忘れろよ。俺もそうするからさ」
「ウェイド」
 吐き出される言葉の羅列はローガンには半分も意味がわからず、けれど全てが本音なのだろう。とローガンは思った。
 そう思いたかった。
 ――正解だよ。
 ならばローガンは、頷くしかなかった。
 ウェイドは笑った。
「まあ人間なんて勝手なもんだし、あと十年もしたら方針が変わって思い出すかもしれないから、その時同じ気持ちだったら教えてよ」
 カナダに戻って俺ちゃんのユニコーンにあんたを乗せて、その手を取って教会まで引っ張って行ってあげるから。
「ほら」

 一、二の、

「三」

「ウェイド」
 街並みは、いつかの時代と全く違う。温暖化で雪は降らなくなり、人は寒さを和らげるためではなく日光から己を守る為にフードを、あるいはキャップを被った。
 けれど目の前の男がキャップの上からフードを被るのは別の理由だ。
 振り向いた男が笑う。
「思い出した?」
 その言葉に。
 ローガンは、ただウェイドの身体を抱き締めた。






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参考:
青空衰退記
パ、ムラノ、セト
https://note.com/pasancorner/n/na09841ff...

【海外アニメ】ディズニーによるムーンガール&デビルダイナソーのトランスジェンダー回封印騒動まとめ【MARVEL】
コウタロー速報2
https://note.com/kotarodayo1126/n/n1e728...

2025年1月6日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

それはそれとしてカフェインの入った飲み物は美味しい。

カフェインの利尿作用がガンガンに効くので、夜はカフェインレスの飲み物にしてるのに、うっかり緑茶飲んでめちゃくちゃトイレのお世話になってる。

映画「どうすればよかったか?」を見ようかな。という私に
「今は『脳卒中と一緒で脳のことは時間勝負だからね』って説得して、紹介状を書く」という現職のありがたいお言葉が襲いかかる。
過去どうすればよかったか。ではなく、今どうするか。なんだな......。

猫が朝から枕元にソッと座ったおかげで、朝から強制猫吸い発生しててちょっと笑った。

2025年1月4日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

隔離期間終わったしと実家帰ってきたけど、やることが多すぎて何もできん。

2025年1月3日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

生成AI、だいぶ小説も上手くなってるから、これもう二次創作も書き手が要らなくなるまであと一歩だなという気持ちはある。

2025年1月1日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

去年は一昨年に比べてドキュメンタリー系の映画でベストに選びたいのがなかなかなかったな〜これは好みの問題もあるんだが。

https://books.rakuten.co.jp/rb/18034369/...
待って燃えあがる女性記者達のDVD出てる

沢山(10冊)

3万くらい当たらんかな福引で。そしたら欲しい本沢山買うのに

魔女狩りのヨーロッパ史読みたい

でも隔離期間終わってるし、軽い咳だけなんだよな〜。私にふさわしいホテルでのんちゃんを堪能したい。するか?

映画を観に行きたいけれど、自分が感染源になるのも感染するのも怖いので、我慢して朝一番にで本を買いました。
私たちのテラスで終わりを迎えようとする世界に乾杯
新年に終わりの話もまた一興。

散歩行ってきた〜。ほとんど誰もいない街並みは良い。
体力減りすぎな上に腰が地味に痛いので、ストレッチ等で取り戻していくぞ〜

あけましておめでとうございます。
昨年はこのサイトに来てくださりありがとうございました。
今年もゆっくりとやりますので、どうぞよろしくお願いします。