No.129

金カムの苦手な点 のひとつに谷垣の扱いがあるんですが、セクハラを加害として書くことがどんどんおざなりになり、谷垣へのセクハラ=笑いという構造だけが残ってしまったんだよな。
性加害について線引きが統一されておらず、話が進むごとにあやふやでなあなあになっていって、特に男性側に対してその傾向が強かったのは男性への性加害が軽く扱われる・なかったことにされる風潮と重なっているんだよな。
あと、作中で異性愛と同性愛を両方書いてはいるものの、同性愛についてはゲイ描写のみ、しかもひたすら笑いの表現として描いていたのもその傾向に拍車をかけていた。まあそもそも作中で同性愛をしれっと否定してるんだが。
それでもあの時期に同性愛を描いてくれたことには感謝している。していた。それはそれこれはこれ。▲たたむ

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