No.2021

魔入間の感想(モヤっとしてところ等)

多耳族、そもそも審査員として悪魔学校に招かれたメーメーでさえ、体格に見合わない椅子を使うことになっていたことを考えると、体に合う武器や防具どころか、日用品すらほとんど手に入らない状況なんじゃないか?の気持ちが湧いてくる。
その状況を、変えられるはずの権力を持った者が変えず(というか普通に魔界の福祉の問題……)自分で国を作ってください。ただし王はこちらが決めます(ついでに王を決めるのはハイランクの試験にします)というのは、まあまあ嫌さを感じてしまうな……。
というかまあ、他国が為政者を決めたことで大変なことになった国、現実でもありますね……。という気持ちになっている。

多分、多耳族と交流することで自分が王になるのではなく多耳族の国ならば多耳族から選ぶべきだと気付いて民主国家にするか代表を子供から選び、大人をそのサポート役にする魔王決めの形にするのかなあ。と思いつつ、遊牧民としての生活を捨てて定住化するならそれなりのリスクがあるし、そのリスクを抱えたまま他国との国交等をし、今まで全く改善されなかったバリアフリー化を自分たちの物差しで考えて生み出さなければならないんだな……。の気持ちになる。
あと、嫌だといってる相手に対して力や権力でいうこと聞かせるの、いい加減自分が権力者であることを認めて権力勾配を考えた上でまず対話しようぜ。になる。
というか遊牧民なら他民族と交わり定住化した者や、ミックスルーツもいると思うけど、そうした悪魔の扱いはどうなるんだろう。広範囲に散らばっていたなら衣食住に限らず文化や考え方も暮らしていた土地に根差してしまって家系で違うのでは?それとも悪魔って同種族としか交われないのか?みたいな気持ちがどんどん湧いてきてしまう……。
▲たたむ

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