No.2098

多耳族が独立しようとした際に、あるいは魔術の勉強をしたい、他への奉仕以外の役割に就きたい。と思った時に頭を押さえつけられ多耳族とはこういうものである。だから必要がない。できるはずがない。と他者が決めてしまえる構造があるの、もろに差別の話しをやっている……。になる。
というか、奴隷じゃんか……。になった。多耳族が大陸中に散らばってたの、奴隷であるから雇い主である悪魔の元で暮らすためなのか?デルキラはここの構造に手をつけずにいたのか?というか、今から手を付けるのか?
サリバンはじめ魔界三傑が学校運営しつつ子どもたちの個々の才能に沿った授業を行っている(アブノーマルクラスがまさにそれ)横で、というかその個々に合った授業を受けているアズアズがノヴァに対して彼の学びの範囲を決めてしまうの、やっぱりめちゃくちゃ悲しいが!?
そして一方で、たとえノヴァみたいに努力しなくとも、努力できなくても、一生弱いままでも、他者と同等の権利を多耳族は持っているんだ……。その権利は誰にも侵害されないものなんだ……。
というか、入間がすぐに気付くほど不服感情があるなら多耳族は常にうっすらとしたストレスにさらされているはずだけれど、悪周期や元祖返りの回数やパーセンテージはどうなってるんだろう。そこ知りたいかもしれん。慣れで済ますには楽しいことが大好き!な悪魔にはめちゃくちゃストレスになりそうな状況だが。だから断絶を危惧されているのか?

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