No.2673

六四事件のことを同人誌に書いたりSNSに書いたりしている人は、六四事件の事件名を見て何か思う人は日本に少ないと思われているんだろうけれど、近代の民主化運動の中でも大きな事件だし、大学によっては結構ガッツリ授業内容に組み込まれているし、映画や小説の題材にも多くなっているので、普通に事件名を転載防止やSNSのスパム避けとして使われているのを見ると、なんとも形容し難い感情に苛まれて落ち込んでしまうんだよな……。
少なくとも、軽々しく使える言葉ではないし、その事件の持つ政治性を考えると、それを使っている人がどういった政治性を持ってその事件を扱っているのかも分からなくて、同人誌や二次創作SNS見てる時に考えないようなことを考えることになる……。
あの事件を話題にするな。ということではないし、その事件名や民主化運動を忌避しているわけではない。むしろ語り継がなければならないとは思うが、一方でそれを語るべき場所ではないのではないか。そうしたスパム避けや転載防止に使われることは、あの事件で亡くなられた人達を軽んじることに繋がらないか。ということを考えてしまう。

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