No.1022

#映画
テルマ&ルイーズの最初の1時間の唸りを上げたくなるような、息の詰まるような、ある意味で退屈ですらある、状況の停滞と彼女らを縛り付けるものの丁寧な描写、古くなっていれば良かったのに。と思わずにはいられない。ハルがいたのはあれだけ丁寧にえががれて尚、わからないままの人がいるからなんだろうな。補助線なんだろうな。という気持ちになる。
ハルがルイーズの子供時代を知っていたあたり子供の頃にテキサスにいて、あの地を嫌いになったんだろうな。と思うとさらに最悪。
後半は痛快で、ハルの手を取らずにアクセルを踏み抜く様すら痛々しくも彼女らの選択を支持せずにはいられないかったけれど、
やっぱり私はこの話が今も『面白く』て『古びていない』ことが悲しいよ。過去になって欲しいよ。
パンフ買い忘れたから来週買います……。

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